今朝、トランプ大統領がイランの核施設を三箇所攻撃したと報じられた。あれほどノーベル平和賞を取ると言っていたが、核の抑止目的とはいえ、もう絶望的だろう。事前に破壊することは国際法で認められていないそうで、私はジョンロックの所有権の説明を読み直して過ごした。分け前以上に持とうと思うから所有の争いが起こる。アメリカは今、過剰に平和の主導権を持とうとしている。
ネタニヤフは強さが平和を生み出すという。キリスト教では弱さにこそ平和を生み出す力がある。つまり、イスラエルは今、ユダヤ教である。キリスト教と反対のことを主張しているのだから。武力くらい作って所有するくらい許せ。刃物や縄でさえ持てなくなるぞ。しかし、危険な物を作って持って良いのは強い国だけであるとの考えらしい。
世界はこんなものか、と考えるのは意外と大事である。日本が大国だという認識がないが、日本人のおおかたも、大国だと言われてもそんなの大それたことだと思うだろう。日本人は良い面で日本を世界で大きい国だとは思っていない。日本が世界でも有数の恵まれた国だと言われても、日本での生活が世界で珍しいくらいのものだと言われてもピンともこないのではないか。世界は今、そのくらいのものなのだ。
大国の中では、私は日本に住みたい。幸い日本人の両親のもとにうまれ、日本語を読み書きでき、日本の教育を受けて育った。確かに住みやすい。与党は良い仕事をしている。なんだかんだ言われていても。先日、地区選出の国会議員と話す機会があったのだが、姿勢が真剣だった。油断の汗さえ無かった。座位の姿勢が悪かったもう一人の方も、事情を深刻に聞く姿はプロだった。アメリカは大国だが、単にそんなものだ。